2007年07月07日

エプソンダイレクトのBTO省スペースマシンはあかんねん

昨年、エプソンダイレクトのBTO(注文生産)で省スペースPCを購入しましたさ。
ところがコイツがまた拡張性・放熱性ゼロの代物でやんの。
拡張と放熱の不備は省スペースパソコンの宿命とはいえ、
他社製品と比較しても設計思想が逝かれているのだ。

以前、エプソンダイレクトのBTOでミニタワー型とノートPCを購入しており、
それが実にオーソドックス且つコストパフォーマンスに優れた代物だったので信頼し、
あまり検証せずに買ってしまった。マイガっ。


性能面では問題ないのだが、拡張性はおろか保守性についてもゼロ。
購入後しばらくしてHDDの増設でも検討しようかと中を見て、何じゃこりゃと嘆いた。
HDDとCD-ROMドライブの格納ベイは別ケースに取り付けられており、外せない。
3.5インチベイの空きが一つあるのに、これではHDDの増設どころか交換すらできない。

んな馬鹿な、とエプソンダイレクトのWEBサイトに行き調べてみると、
『専用工具を使わないと外せないから、増設交換したい場合は弊社まで送ってね』(意訳)
とのたまう始末。
自分ではHDDの交換すら出来ない構造なのだから性根が腐っとる。
パーソナルコンピューターなのに汎用機みたいなことすんな。

しかもこのケース、やたらとHDDをホールドしており熱を逃さぬ構造也。

このドライブ入れケースが外せないと、奥のマザーボードも外せない。八方塞りだ。
ビス外したりすれば取り出せるか?・・・無駄に堅牢だなこりゃ。

結果を言えばHDDを取り外す事は可能だったのだが、
試行錯誤してあちらこちら取り外し、あまつさえ
ケースのシャーシまで外さないと無理だった。何この恐ろしい手間。


ケースの放熱性についても最悪で、無駄に密閉性が高い。
放熱部分はケース側面部のCPUファン用メッシュと電源後部の排熱口があるのみ。
しかも電源後部はやたら目の細かいメッシュが有り、しばらく稼動するとこの部分が結構な熱を帯びる。
天井部分については下の図のように、
シャーシにもパネルにも天井部分がある二重構造で、上に逃げたがる熱をガッチリガード。

PC正面図
._
| | パネル
| |
.↓ 被せる
._
| | シャーシ
|_|



ちなみにNECの省スペースPCの放熱性は正反対の方向へと突っ走っている。
何しろ天井部分と側面部にはやたらと目の大きい排気口があるのだ。
後部も電源排熱口とはべつに穴が開いている。
これはこれで開けっぴろげすぎて埃が入るのだが、放熱性については最強だ。

省スペースPCについては、エアがフローできるだけの空間に乏しいので
とにかく放熱できる穴がたくさんある方が良いらしい。(後述する四苦八苦戦乱からくる経験則)


夏場とはいえ、さすがにHDDが頻繁に50度を越える現状は不味いので、
内部に8cmを取り付けてHDDに直接風邪を吹き付けた。
とはいえ、エプソン特性ケースとケーブルが邪魔して充分に吹き付けられない上にエアフロー壊滅。
とりあえず、マシン前面部カバーを引っぺがし、板金ハサミでメッシュ部分を切り抜き穴を設ける。
マシンの頭蓋骨が剥き出しになってしまったが、これでHDDが46℃(負荷時49℃)まで下がった。
効果はあった。

更にPC前部に針金で6cmファンを2機括りつけ、HDDに向かって吹き付けさせた。
エアフローはこの期に及んでは無視。
うるさくなったが、是非も無し。これでHDD44℃に。


更に更に、板金ハサミを装着。俺の右手が光って唸る!
ケースの天井部分と電源後部のメッシュ部分をバチバチ切り裂き、身包み剥がす。(V)(0\0)(V)
これでHDDは42℃(負荷時45℃)。
ファンを3機増設したわけで、騒音も増えたがこんなものかしら。
熱を溜めなくなったし、どうにか常用に耐えられるレベルか?

しかし、見た目は惨憺たるものに。見る影も無いクズ鉄になってしまった。
メモリ512MB積んでいる現役マシンには到底見えない。
まるで廃屋。



つまり何が言いたかったかというと、
アナログな改造が結構面白かったぞ、エプソンダイレクト。でももう買わないぞ、っと。


posted by 塗りかべ at 19:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンピューター
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