2013年01月01日

【PCゲーム】シド・マイヤー レイルロード!のレビュー【経営シミュレーション】

シド・マイヤー レイルロード!のレビュー

Amazonでは価格改定版と価格改定前版の両方を取り扱っているので注意。
↓価格改定版



●不具合
環境:Windows7 64bit Intel Core i7 2600K メモリ16GB
amazonのレビューにもある通り、落ちることがある。
そんな不具合があるにはあるが、とりあえずプレイできるレベル。
残念ながら、日本語版とは言えども日本語環境で洋ゲーやったらこんなものかと。

・フリーズ
ゲームが進み、町が発展して路線が増えてくると、稀に重たくなる場合がある。
数秒フリーズすることもあるが、復旧しなくなることは無かった。

・強制終了
ゲームが落ちることが数回あった。
落ちるタイミングだが、町の発展具合は関係ないようだ。シナリオ開始すぐに落ちたこともあった。
その時は、シナリオクリア後にまたシナリオを開始していた。
長い線路を敷設しようとした際に落ちたこともある。

体感だが、ゲームを長時間プレイしていると落ちる傾向がある。メモリをリークしていないのか?分からないが、長時間プレイした場合はゲームの再起動をするようにした。

頻度は少ないので、まあ、問題ない。
ちなみに、最初に落ちた後に、メモリ上限変更ツールの3GB enablerを当てているのだが、特に効果は感じられなかった。

・セーブファイル
一度だけ、セーブファイルが壊れてロード出来なくなった事があった。
自動セーブでマメにセーブしておいた方が良さげ。

・複線
町の駅には最大4路線を敷くことが可能。ただし、4線目は町を大きくしないと敷けない。
誤って町を大きくする前に4線目を敷いてから町を大きくしても、4線目は駅に乗り入れられない。
これは勝手に路線を駅に組み込まないための仕様なのかもしれないが、不慣れな頃は結構悩まされた。
4線目を消してから駅拡大して再度4線目を敷設しても駅になったりならなかったり。
なので、間違えて4線目を敷いてしまった場合はロードしている。


●ゲーム
このゲームの目的は、路線を敷いて物資を運び、儲けること。
そして儲けた金でライバル会社の株を買い占めて乗っ取る事。
その後はジオラマ的な箱庭ゲームになる。

逆に自社株を買い占められると、幾ら手持ちの資金があろうともゲームオーバーな資本主義ゲーム。
チュートリアルがあるので、儲け方の大筋は把握できる。

最初にスタート町の周辺を見回し、町と資源の場所を把握して戦略を練る。
このスタート町が肝心で、自分の周辺が経営資源に乏しく、ライバルの周辺にドル箱路線があると、実質開始時点で詰んでしまう。
なのでこのゲームの難易度はマップ次第となる。

妥協と戦略が終わったところで、手持ちの資金を消費して町や資源との間に路線を敷き、列車を走らせて旅客や資源を運び運賃をせしめる。
資源はその資源の需要がある施設を有する町に運び込まないといけない。
施設によっては二次生産物を供給するので、それをまた別の町に運び、儲ける。

資金が不足した場合は、手持ちの自社株を売る。
ゲーム開始時はとっとと売って資金を得ている。
ただし、適当なところで買い戻さないと、ライバル会社に買われてしまい、乗っ取り一直線に陥ってしまう。
自己資本比率を管理しないといけない。

どこから路線拡張するか。如何に設備投資と財務体質のバランスをとるか。
この二面がゲームの肝。
如何に儲け、如何にライバルの儲けを邪魔して横取りするか。
富める者はますます富み、一度趨勢が定まると挽回が難しい拝金ゲームである。

1プレイは数時間程度。
小難しいダイヤの設定が無いので、時間の経過を忘れて気軽に何度もプレイできる。
といっても、線路接続はシビアで、路線開設が出来ないと思ったら微妙に線路がズレてました、なんてことが多々有る。

また、列車の経路を細かく指定できないため、列車がデッドロックを起こす場合がある。
シビアすぎて線路が交わっていないのに何故かデッドロックを起こすバグも見受けられる。
なのでゲーム設定は[易しい」にした方が精神衛生上よろしい。

ライバル会社はある程度の路線を築くと拡張を控える傾向がある。
こうなったらとっとと買収を仕掛けて、箱庭ゲームにするか、新たにシナリオを開始するかしている。
マップは都市をランダム配置できるので、長く楽しめる。


●攻略
まず、株を全て売り払う

列車は赤字でも購入できるので、先に路線を敷く。
近隣の都市へ路線を敷き駅を設ける。
都市に需要がある近隣の資源へ路線を敷き駅を設ける。

路線を敷く際には勾配に気を付ける。
勾配がキツいと、速度が出ないため。
敷設費用と相談しつつ、経路が短くなるように、勾配が付かないようにする。

都市間のように双方向に荷を運ぶ場合は勾配なしになるようにする。
ただし、高架上に駅を設けると、駅を複線化するにあたり費用が嵩んでしまう上に、他路線の敷設時の勾配がキツくなってしまうので、将来を鑑みて総合的に判断する。

都市と資源間のように片方向路線の場合、資源側が上位に来る場合はあまり問題は無い。むしろ速かったりする。
ショボイ汽車でも車両が連結されていない単体の状態だと速いのだ。


路線を敷く資金が尽きたら、汽車・電車を購入する。

旅客・郵便を運ぶ路線は、車両数を考慮した上でとにかく早い汽車・電車を選択して売上を増やす。
資源のみの場合は、資源が溢れない程度の速度の汽車・電車を選択してランニングコストを抑える。

空の車両は速度を落とさないので、運ぶ荷がそれほどなくても、適当な種類の車両を連結しておく。
都市の待機荷の数は、表示上の数字よりも実際の数が多い場合がある。


しばらく放置して金を貯める。
貯まったら、自社株を購入する。
とりあえずライバル会社が保有しているライバル会社株数+1程度まで購入する。

これを怠ると、終盤に収益・資金面でライバル会社を大きく付け離しているのに買収されてしまう。
更に金が貯まったら、旅客・郵便を運んでいる駅をターミナルにする。
これは運賃を上げるため。
旅客・郵便をさほど運んでいなかったとしても、駅を4線まで複線化したい場合はターミナルにする。
すぐに元はとれる。

その後も都市を結び、旅客・郵便を運ぶ。

古びて保守費が膨らんできた車両は適時更新する。目安は車齢20〜30年。

資源や都市は成長して増産されるので、この場合も適時最適な汽車・電車に更改する。

近隣に自動車・薬・金塊などのドル箱2次・3次生産物の需要都市があり、資源・生産都市が揃っている場合は、その通商路開拓を第一に路線を拡張する。

生産施設は投資回収まで10年かかるので買収は後回しでもよいが、ライバル会社が株を購入したりして資金が乏しいタイミングで入札すれば、低額で購入し、回収年数を短縮できる。
ライバル会社はだいたい30万程度まで入札してくる。


都市や資源拠点に敷設する場合、ライバル会社の方角側に回りこむように線路を敷くと、ライバル会社が進出しにくくなる。
というか、AIの常套手段である。

ライバル会社路線と接触し始めると、敷設争いが始まる。
敷設予定地に先に敷設された場合、迂回しなければならなくなり、その路線は永遠に余計な時間が掛かるようになってしまう。
路線の触りの部分だけでも予め敷設しておくのが望ましい。

資金に余裕が出てきたら、ライバル会社のドル箱路線を割り出し、そこに進出して荷を横取りして商売の邪魔をする。
もちろんライバル会社も同様の真似をしてくる。
基本的に横取りも買収も先手を打った方が勝つ。


●総評
不満はあれど、シンプルで十二分に楽しめるゲーム。
中毒性がありつつも、手軽さがある。
このあたりはシド・マイヤーの狙い通りの出来栄えなのだろう。
価格改定版の値段なら買って損はない。


posted by 塗りかべ at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム
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