2008年05月25日

メモリ増設とRamディスク"Gavotte Ramdisk"の事

■一念発起
GWセールの反動というのもあるのだろうが、ひたすら暴落が続いていたメモリ価格が底を打って反転を始めそうな御様子。
買い時?
久しく自機を弄っていなかったせいか、なんかムラムラしてきた。
メモリ増設すっか。

一念と発起してはみたものの、自機のメモリは 512MB×2 が刺さっており、不足はない。
世間の4GBとか設置している物好きさんは何に使用しているのやらとWEBの海にダイブして調べてみたら、RAMディスクなる代物を堪能しているらしい。
更にムラムラしてきたので、あやかるとする。

RAMディスクとは、メモリ上に領域を確保してHDDと同様に扱える用に作成したディスクだ。メモリなので、HDDよりも応答が速い。

WindowsXPもVistaも32bitもメモリ認識限界は3GBそこらなのだが、そのOS認識範囲外も利用できるそうな。
反面、メモリは揮発性なので、PCの電源を落とすと当然データは消える。
用途としては、キャッシュ・TMPファイルの類置き場となる。


■面白そうなのでとりあえずやってみようのコーナー
・材料:潤沢なメモリ
まずはメモリを入手しない事には話しになりゃせんのじゃ。
厳選素材、Century Microの 2GB×2 をツクモデンキの通販で購入、15000円也。
無印よりも大分高いが、信頼性を重視した。ビバ国産。

で、購入したメモリの品質テストをします。
memtest86+のISOイメージをダウンロードしてCD-R焼付けておく。
さくっとメモリを増設したら、おもむろにmemtest86+のCD-Rから起動、でテスト実行、ボケっと待つ。結果、エラー数は0だった。
問題なし。ビバ国産。

いよいよWindowsXp起動。
ワクワクしつつタスクマネージャを起動してみる、3Gチョット認識している。マイコンピューターのプロパティでも同じ。
実際のメモリは 2GB×2 + 512MB×2 = 約5GB。
2GB弱がOSの認識外でお蔵入りしてしまった算段だ。
予め分かっていた事だが、ちょっと悲しいと云うか寂しかった。
ちなみに我がマザーボードはP5B Deluxeである。


・RAMディスクの作成
次、RAMディスクソフトを使用してRAMディスク構築する。
いよいよだ。

RAMディスクソフトはフリーもシェアも百花繚乱状態。
結構な数の中から、Gavotte Ramdiskを選択した。
理由は、フリー 且つ 利用者が多いらしい 且つ 歴史もあるっぽい
且つ 最新版の更新日が2008/1と古からず新しからずなので。

ダウンロードサイトは中国語(台湾)でなんとも怪しい雰囲気であった。
アングラっぽくて懐かしくもある。
そんな出所不明なGavotte Ramdiskをインストールしてみる。
結構ヒヤヒヤした。

まず、ダウンロードしたファイルの中からram4g.regを実行、続いてexeファイルを実行する。と、Gavotte Ramdiskが立ち上がったのでInstall Ramdiskボタンを押下。
数秒間処理が行われる。

が、Gavotte Ramdisk画面は変化なし。処理は終わったっぽいのに何もメッセージが出ない。ディスクサイズ等の設定項目は入力不可のまま。
押下可能ボタンもInstall RamdiskボタンとCancelボタンのみ。他はEnableがFalseになっとる。
なんか失敗しているっぽい。

マニュアルや、他の人の記録(ブログとか)を見ると、
このタイミングで割り当てディスクサイズなどの値設定が出来るようになっている様子。

とりあえずOS再起動してみると、16MBのドライブが作成されていた。ドライブレターは"R"だった。
16MBも"R"もGavotte Ramdiskの初期値である。
ドライブサイズ16MBに指定すると自動的にOS認識範囲外のメモリを全て使用するはずなのだが。つまりこの場合は5GB - 3GB = 2GB になっているはず。
本当に16MBになっちまったら使い物にならないのだがなあ…

とりあえずインストールはされているようだ。
RAMディスクも一応だが作成されてはいる。
問題は設定値だ。

なんとなくboot.iniにオプション"/PAE"(物理アドレス拡張)を追記してみたりしてOS再起動するも、事態はなんら好転せず。

まあいいや。ここは潔くOS認識範囲外の自動設定を諦めて、手設定するとしよう。レジストリを直に弄るのだ。

先に実行したram4g.regをメモ帳で開き、そのレジストリアドレス先を見てみると、そこにはサイズ指定の項目が…
とりあえず、値に直接500と入力してからOS再起動すると、なんと500MBのRディスクが作成されていた。

ただし、相変わらずramdisk.exeで起動しても画面の設定項目は入力不可のまま。
RemoveDriveボタンも押せないのでアンインストールできやしない…
どこぞの掲示板には、デバイスマネージャーでRAMドライブを削除してレジストリを手で消したらOSが壊れたなんて報告もあったしなあ、クワバラクワバラ。

まあ良かろう。アンインストールしたい時がOS再インストの季節ということで。


・RAMディスクの設定
次に、RAMディスクを使用するための各設定をしてやる。

README.TXTに書いてある手順でNTFSフォーマットしてやる。
更に、チェックディスクと権限設定を行い、起動時にデフォルトで作っておきたいフォルダを作成してから、一連の作成内容をrdutilでレジストリに登録してやる。
この辺はGavotte Ramdisk まとめWIKI を参考して作業した。

で、OS再起動してからRAMディスクを見てみると、しっかりNTFSになっているしフォルダも作成されている。

が、タスクマネージャーを確認してみると、メモリ使用量が800MBを超えていた。
RAMディスクの500MBはOS認識範囲内から作られているのだ。
5GB - 2GB - 500MB = 2.5GB
2GB無駄死にじゃん。
OS認識範囲外のメモリをRAMドライブに割り当てるには、BIOSを弄る必要があるそうな。

早速、BIOSのチップセットの項目からチップセットのMemory Remap=ONに設定してやる。これでRAMディスクがOS認識範囲外のメモリを使用するようになった。
が、副作用としてOSへの割り当ては2GBに減ってしまった。ガッデム。
これは母基盤の仕様との事。P5B系マザーボードでRemap=ONにした為の業であるそうな。
まあ、気にしない。OS側は2GBあれば充分だし。

で、RAMディスクのサイズをOS認識範囲外容量の3GBにしてやらねば。
設定値変更をどうやって行えば分からないのだが、なんとなくram4g.regを再度実行してからInstall Ramdiskボタンを押下。
で、Gavotte Ramdiskレジストリのディスクサイズを"3100"にしてから
OS再起動。
そしたら3.1GBでRAMディスクが作られていたので再びNTFSフォーマットやらの手順でRAMドライブの設定を行い、再度rdutilで設定をレジストリに登録してやる。

これで、毎起動時にNTFSな3.1GBのRAMディスクが振舞われるようになった。
このソフト作った人は凄いやね、コロンブスだよ。


・RAMディスクの利用方法と効果
使い道だが、
1.ブラウザのキャッシュ
2.環境変数TEMP・TMP
3.ページングファイル
4.プリンタのスプール
5.その他キャッシュ(動画編集、解凍、CD吸出し等ソフト)
の作成先として設定してみた。

効果のほどだが、ブラウジングが早いというかスムーズになった。
特にYouTubeのように動画を落とす際に効果的。
圧縮ファイルの解凍先に使うと、目に見えて処理が速い。
それは、それだけHDDの負荷が減ったということだはな。HDDの寿命的に喜ばしい。

他にも使い道があるだろうから、追々探っていくとしよう。
相変わらずRemoveDriveボタンを押せないのでアンインストールが出来ないので大団円とは言えないが、どうでも良い。余剰メモリの活用という目的は完遂した。余は満足じゃ。満足してしまった。

boot.iniやらBIOSを弄ってしまったが、しばらく使ってみても副作用は無い。
ともあれ、あー面白かった。


■2009/3/1 追伸
上記のようにP5B DeluxeマザーボードはBIOSのMemory RemapをONにしたらOSがメモリを2GBまでしか認識しなくなったわけだが、この度CPUをQ9550Sに交換するにあたり、BIOSをにVer.1238バージョンアップしたら、3GBまで認識するようになった。
まあ、そのうち1GBはRAMデイスクが食っているので、起動時点でメモリ使用量が1.5GBに達しているわけだが。
一応、OS用メモリとRMAディスクへのメモリ配分選択肢の幅が広がったわけだ。どっとはらい。


posted by 塗りかべ at 10:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | コンピューター
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