2007年09月29日

キャプテン翼(PS2) 友達はボールです

私はキャプテン翼を読んでサッカーのルールを覚えた世代だ。
サッカー部がずば抜けて大所帯になり、
少年サッカークラブが雨後の筍のようにニョキニョキと乱立していた世代だ。
初等部の頃に竹馬の友とスカイラブハリケーンやツインシュートを試みた事もあった。

なんだけど、正しくは「ボールは友達」だったのね。
「友達はボールです」だとずっと勘違いしていた。
多分なんかの台詞と混ざったんだろうな。

ちなみに、
現実のスカイラブハリケーンは確かに高くは飛べるのだが
下になるヤツは最初から寝ていないと無理だよ。
加えて空中に上がったボールにタイミングを合わせる事が
ひたすら困難な技だった。立花兄弟すげえ。


で、この期に及んでキャプテン翼(PS2)の雑感を垂れてみる。
評価は低い。ジグザクサンバ。

一言で言うと、
キャプツバ名物の必殺シュート(キーパーのセーブ)を見るのが目的なゲーム。
二言目を付け加えると、
森崎君がネオタイガーショットを何本でも止めてしまうケーム。
三言目には、
一日でクリアして飽きてしまうゲーム。コストパフォーマンスは最悪さ。

サッカーになっとらんし、戦略ゲームにもなっとらん。
まあ、サッカーになっとらんのはキャプツバだから良いとして、
以下に細かい点を。

○概要
ゲームの舞台は中学生編。
まずはマンガのストーリーに忠実なドラマ仕立て。
翼がケガと戦いながらワンマンチームを引っ張り、全国制覇するまで続く。
全国制覇後は全日本ドリームチームを率いて世界を舞台に戦う。
ただし、不憫なシステムのためにドリームとして機能しない罠。

その不憫なシステムとは
・キャプテンしか操作できない。
・必殺技の威力は目押しスロットで決まる。だから森崎君でも神セーブ乱発。
・キーパーが疲れないので強すぎ。だから翼の最強シュートで無いと得点できない。
・それ以外の必殺シュートは球の無駄。

要約すると、ファミコン時代(テクモ製品)の"選手ごとのガッツ"システムのような
個々のキャラの疲労という概念がないのだ、
なもんだから、ひたすらワンマンチームしかならず、
総力戦が微塵も行えず戦力バランスが崩壊している。

必殺技の源はチーム単位なので、
シュート乱発でキーパーを疲労させる事が出来ず、
とにかく一番強力なシュートを撃てる翼にボールを撃たせるしかない。

つまり南葛だろうと全日本だろうと戦力が変わらないのだ。
肝心なのは翼の有無。

しかも、並のシュートを撃っても意味が無いので、
ボールをとったらひたすら敵のいる所をウロツキ、
敵をかわして必殺技の源を稼がないといけない。
つまりサッカーにならない。


ファミコンのキャプテン翼(テクモ)のシステムは兎に角神懸かっていた。
キャラが際立ち、ザコにも役割を担わせる事ができ、
戦略を立てることができた。
なんでバンダイコナミに作らせちまうのやら。
ゲームとして成り立っていない。
このゲームを作った奴らは、キャプテン翼は愛しているが
ゲームで遊んだ事が無いのだろう。

アニメシーンは原作に忠実だったので、
懐かしかったのが唯一の救いだ。
友達と金出し合って買えば、懐かしさに30分ぐらいなら盛り上がれる。
それが正しい遊び方だろう。

しかし相変わらず翼は影が薄いな。
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posted by 塗りかべ at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム