2007年07月01日

静音と冷却のためにも、PCケース後部のファンガードを外してみるテスト

P180の後部ファンには、蜂の巣タイプ(六面ヘクス)のファンガードがくっ付いている。
結構な総面積だし風切り音の発生源ではないのかしら、と睨んだ次第。(-ω☆)キラーン!!

前回取り外したフロントファンガードは騒音源では無かったが、
こちらはファンの風上に取りつけられていた物だ。
顛末⇒ HDDの冷却とファンガード
今回の後部ファンガードはファンから見て外側、つまり風下に取り付けられている。
事情は異なるんじゃないかな、と自ら進んで疑心暗鬼に陥り実験する。


さて、おもむろに板金ハサミを装備すると攻撃力が8に上がった。末広がりだ。
勇んでファンガードをパキパキと切り刻んでいく。
フロントのファンガードほど堅牢ではなかったので、割と楽にパカッと切れ取れた。
切断面はあまり美しくないが遠目には判らんて。
ましてや後部なのだから、と自分への説得工作に入りながら、スイッチON。

・・・騒音、増えてね?
起動時のファンMAXパワー時の騒音が大きいような気がする。
ひょっとしてファンガードは防音していたのかもしれない。
いや、落ち着いてくると微減かな。いまいち。
手をかざしてみると風量は増している。
では温度は・・・下がってる?
1℃下がっているような、誤差のような。微妙。


しばらく使ってみるが、CPUもビデオカードも平時で1℃下がっている。
HDDの温度も1〜2℃下がっているのは排気増によりフロント吸気が増したせいかしら。
どうやら排気が増加したために、エアフロー改善については一応の効果があったらしい。
ただし高負荷時の温度は、システム温度もHDD温度はあんま変わっていない。

室温も異なるので、もう少し見守ってみないことには断言できないのだが、
とりあえず冷却化は図れたらしい。

静音については、そもそも一番の騒音減はビデオカードのファン(高い音出している)なので、
聞き耳立ててみてもあまり変化が確認できなかった。

風切り音の少なそうなワイヤタイプのファンガードをあらかじめ購入しておいたのだが、
当面は剥き出しのまま世間の風に当たらせておいて温度を監視するとしよう。


ところで、切り取ったファンガードなんだけどどうしよう。
なにかに使えそうな形状ななのだけどなあ。
御幼少の砌より、こういうクズパーツの収集癖があった我輩は、
とりあえずファンガードをガラクタコレクションに加えたのであった。


posted by 塗りかべ at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンピューター
2007年07月03日

BUSIN 0〜Wizardry Alternative NEO

名前がややこしいのだが、BUSIN 0 はBUSINシリーズの2作目だ。
ウィザードリィの続編というか外伝というか、
Wizの権利を持っている会社がアトラス社に話を持ち込んで世に生まれた。
そんな作品。


クリティカルヒット
  . ○.
  : . .. ― ○_!
Θ_/|ヽ  ― |_
.. Г\  ― / /
BUSIN 0〜Wizardry Alternative NEO


このシリーズの雰囲気が好きだ。

作り手のWIZに対する愛が伺える、拘りの世界観。
街中は暗雲が立ち込めており退廃的で終末的。
誰にも媚びない絵面。
多次元でマッピング・攻略本泣かせな迷宮構造とその閉塞感。
各階層の造りに趣向が凝らされており、次のフロアに進むのが楽しみで堪らない。
特にエレベーターと吊り橋の演出は見事で、乗り心地は最高だった。

個人的には死神のアイデアが秀逸だと思う。
フロア探索開始から一定時間が経過すると、
迷宮内に死神が現れて冒険者に取り付くべく追い掛け回してくるのだ。
死神に取り付かれた状態で死亡したキャラは蘇生出来ない。
その時点でロストしてしまうわけ。
すぐに地上に変えれば良いだけなのだが、システム云々ではなくて
死神の登場の仕方が恐ろしさが見事な精神的な緊張感を醸し出していた。
たまにウザかったが。


ただ、1作目はシステム・ストーリーはあまり良い出来栄えではなかった。

魔法習得に必要なアイテムが大量に必要なのに、一つ一つ合成しなければならない。
戦闘開戦時のムービーを飛ばせない。
その癖ロード時間なげーよ。

シナリオも、記憶喪失な主人公に恨みを抱いている奴に
意味も分からず噛み付かれるという
フラストレーションの塊のようなイベントがチョコチョコあって不愉快だった。


が、
2作目のBUSIN0においては、上記の不満点が解消されていた。

前作のストーリーとの関連性は存在せず独立しているのだが
そのシステムは継承されていて1作目の見事な雰囲気をそのままに、
システム面では前作の痒かった隅々まで手が届いている。
その製作サイドの姿勢に感動した。
(ただし改善されたのはシステム等の使用性であり、
致命的なバグや説明書の不備があるので信頼性は低かった)

ストーリーは淡白になったが、潜る楽しみを阻害しない適量と言えるだろう。
足りない分は想像で補っちゃえばいいじゃない。 YOU補っちゃいなよ。

プレイヤーキャラたちも余計な言動を起こしてプレイヤーを振り回さない。
様々な味付けはされているが、
基本的にシンプルな戦闘と探索・マッピングメインのゲームなのだ。

終盤、あれ、もう終わり?といった物足りなさもあったが 、
これは製作者が欲張りすぎずに作りたいと思ったものをキチンと高い精度で実現した良作だ。
一応、隠しダンジョン(タワー)もあるし。
つーか最近のRPGは所要時間が掛かりすぎるのよね。


WIZに比べて難易度が低いという声もあるが、
間口の広い家庭用ゲーム機での万人受けは不可能だろう。
そこはアレイド(合体技)の使用禁止やパーティー人数の制限などの枷を用いれば良いわけだし、
この点は止むを得ないと考える。
むしろ、難易度を上げるための縛りプレイ可能なシステムが組まれているように感じた。

ちなみに、ゲームクリア後の二週目パーティーは侍とモンクのコンビだった。
クリティカルヒットの恐怖が8割増しだったさ。


ただし、一つだけ悲しい記憶がある。
迷宮最深部のラストボスとの戦闘は頂けなかった。
ある地点に行くと、勝手に戦闘に突入してしまうのだ。
いままで従順だったPCたちが
PC「とうとうここまで来た」
私「ん?」
PC「みんな、絶対に生きて帰ろう」
私「おいおいおい」
PC「行くぞ」
私「waitwait,ちょっと待てちょっと待て聞いてないよ聞いてないよ」
みたいにPCが勝手に覚悟を決めて突撃しだしたのだ。
というわけで、私はこのゲームを成り行きでクリアしてしまいました。
ちょっと悲しかったぞ。ちょっとだけな。
(ウィザードリィエクスも似たようなクリアの仕方だった。まあ、あれよりだいぶマシだが。)


しかし、ウィザードリィの誕生から四半世紀を経た上でなおも
信者の止まない現状を見るにつけ、
万事につけて草分けを超えるのは酷く難しいものだと痛感する。

色気蛇足を入れる余地の無い当時のコンピューターの処理速度と記憶容量が、
テーブルトークRPGをコンピューター上で再現したいという
単純明快なWizの開発コンセプトを骨太に実現たらしめたのであろう。

もはや、キャラグラフィックの無いゲームなど許されない昨今、
商業でそのような骨太は許されなかろう。
個人の作ったフリーゲームソフトが妙に燻し銀に懐かしく見えて困る。困らないけど。
久しぶりにフリーゲームでも漁ってみるかな。
ネットの迷宮に潜りまひょ。
【PS2】BUSIN 0(Best版)

地下迷宮の中は薄暗く、モンスターの陰がチラホラしているので、
このゲームをプレイしていると涼しくなります(除 マグマフロア)。
嗚呼迷宮に潜りてー、なんて日にどうぞ。
ねーか、そんな日。
タグ:ゲーム RPG


posted by 塗りかべ at 20:40 | TrackBack(0) | ゲーム
2007年07月06日

贔屓な漫画の話なんぞを。 センゴク

全国津々浦々に生息する長宗我部元親スキーにとっては目の敵であり
総スカンを喰らっている男、仙石秀久が主人公な漫画。

センゴク : 宮下英樹 : 講談社
紹介サイト http://www.sunrise-pub.co.jp/duet/93/93.htm

長宗我部も仙石も戦国時代のマイナーメジャーな武将(大名)である。


○主人公の荒筋
仙石秀久は豊臣秀吉の古参部下であり、
秀吉が立身すると共に仙石も軍功を重ね立身していった。
が、秀吉の九州征伐の際に高ころびにあおのけに転んだ。

秀吉は、軍門に下った長宗我部ら四国勢を九州征伐に動員し、
その軍監に仙石秀久を任命した。晴れ舞台である。

ところが仙石は"攻撃は控えて本隊を待て"との秀吉の指示を無視して
味方城支援の出兵を強行したのだがこれに大失敗。
結果、四国勢軍団は壊滅。
長宗我部家は元親の嫡男信親を含む多くの家臣を失い、
後の長宗我部家内紛と滅亡の端緒となっている。

仙石はというと、戦場からとっとと脱出した挙句に
四国の自領に逃げ帰ってしまった。
完全試合を目論んでいた秀吉はこの仙石の暴走と失態に激怒、
領地を取り上げて追放してしまう。

そんな仙石だが、後の小田原征伐にて身体に無数の鈴を付けた目立つ格好で参戦し、
抜群の戦功をもって帰参を許されて大名に返り咲いている。

その後、仙石は徳川派に乗り換えて身代を保ち、信濃小諸藩の初代藩主となった。
ちなみに天下分け目の折に西軍についた嫡男秀範を勘当している。


○センゴク
漫画センゴクのキャッチフレーズは「最も失敗し、挽回した男」。
素敵なおっさんやら無様なおっさんやら
おっさんばかりが出てくる素敵な作品だ。

主人公は上のような経緯の持ち主なので、
四国の雄・長宗我部元親ファンからは蛇蝎の如く嫌われている。
かく言う私も信長の野望・全国版をプレイして以来の長宗我部元親スキー。
だから功を焦った挙句に卑怯未練な振る舞いを晒した仙石は大嫌いで、
戦国ゲームでは良く斬首にしていた。

そんな微妙な男を何故また漫画の主人公なぜに選んだのやら、と考えてみると
以外にこの仙石秀久という男を描くと戦国時代その物をを描けることに気づいた。
よくぞ焦点を当てたものだ。

仙石は秀吉に従っていたので、
美濃取り時代の信長・秀吉という織豊時代の黎明から、
小田原征伐以降の天下布武までの主要な合戦・政権中枢の様相に絡めて描くことができるのだ。。
更には関が原徳川秀忠軍に従軍していたので、真田昌幸も出てくる。

仙石秀久を描けば、戦国の模様や中央政権の移り変わる様、
主な武将全てを描くことが出来るわけだ。
コロンブスの卵?


○中身
戦国時代の事件、人物について、独自の解釈をもって描かれており、
かなりの練りこみ具合が伺える。最初、原作付きの漫画かと思ったぐらいだ。

特に人物描写が巧みであり、性格や容姿についてはかなりデフォルメされているが
妙に説得力がある。
コマの合間にチョクチョク史料からの抜粋を盛り込んでいる辺りがコツなのだろう。

もちろんこの漫画は史実を元にしたフィクションであるが、
この漫画は色々と読者の想像の幅を広げてくれる。
読みながら、ただ受け手になるのではなく、
脳味噌を能動的に動かすことが出来るのだ。だからボリュームがある。

絵も汗臭く泥臭くて味わい深い。
ただ、登場する女性にはあまり魅力が感じられない。戦国物の宿命か。


○史実の仙石秀久像
主人公の性格は猪。評価の難しい人物のようだ。
軍功も目立つが、四国戦や九州戦での失敗も目立っている。
領民への過剰な課役のために一郡逃散も招いている。

何故こんな人物が大名にまで出世できたのか不思議だったのだが、
漫画を読んでみるとなんとなく腑に落ちた。

手元や中枢にいないと困る人物ではないが、
先陣を任せるというよりは火蓋を切らせるに充分であり、
且つ勿体無くない程度な人物。
使い勝手が悪いようでありながら良い、一家に一人欲しい人物のように見えてきた。
また、史実においても不利な状況下において、無謀に突っ込んだりとっとと逃げ出したりしており
思慮の浅い馬鹿正直な人物であったようだ。

失敗したのも、一皮向けさせようと秀吉が一軍の軍監を任せたが、
そこまでの器ではなかったと。
その失敗も、諫めを聞き入れずに味方城救援をゴリ押しした結果だ。


その処世を見るにつけては、
決して善人でも正直でも情に厚いわけでもなく、だが腹に含む物が無い。
秀吉あたりは確かに可愛がりそうだ。
まあ、秀吉とは会ったことも無いのでもちろん想像でしかないが。


さて、秀忠や真田家がどのような人物として描写されるのかが
今から非常に楽しみで溜まらないのだが。

ただ、関が原の合戦まで連載が続くのか、それが問題だ。
悲しいかな、この漫画の魅力でもある歴史の独自の解釈は、
ある程度スタンダードに戦国時代を知らないと中々味わいきれないだろう。
それでいて漫画も読む人でなければ購入しない、
そんな間口の狭さがある。

だがその面白さは格別だ。
間口なんぞはそこそこ狭いほうが尖がっていて面白くなるものだ。
センゴク(1)

「信盛?ああ、退き佐久間ね」
「長宗我部元親?一領具足って痺れるよね」
という人には一も二も無くお勧めできるこの作品が好き。
タグ:漫画 戦国


posted by 塗りかべ at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) |
2007年07月07日

エプソンダイレクトのBTO省スペースマシンはあかんねん

昨年、エプソンダイレクトのBTO(注文生産)で省スペースPCを購入しましたさ。
ところがコイツがまた拡張性・放熱性ゼロの代物でやんの。
拡張と放熱の不備は省スペースパソコンの宿命とはいえ、
他社製品と比較しても設計思想が逝かれているのだ。

以前、エプソンダイレクトのBTOでミニタワー型とノートPCを購入しており、
それが実にオーソドックス且つコストパフォーマンスに優れた代物だったので信頼し、
あまり検証せずに買ってしまった。マイガっ。


性能面では問題ないのだが、拡張性はおろか保守性についてもゼロ。
購入後しばらくしてHDDの増設でも検討しようかと中を見て、何じゃこりゃと嘆いた。
HDDとCD-ROMドライブの格納ベイは別ケースに取り付けられており、外せない。
3.5インチベイの空きが一つあるのに、これではHDDの増設どころか交換すらできない。

んな馬鹿な、とエプソンダイレクトのWEBサイトに行き調べてみると、
『専用工具を使わないと外せないから、増設交換したい場合は弊社まで送ってね』(意訳)
とのたまう始末。
自分ではHDDの交換すら出来ない構造なのだから性根が腐っとる。
パーソナルコンピューターなのに汎用機みたいなことすんな。

しかもこのケース、やたらとHDDをホールドしており熱を逃さぬ構造也。

このドライブ入れケースが外せないと、奥のマザーボードも外せない。八方塞りだ。
ビス外したりすれば取り出せるか?・・・無駄に堅牢だなこりゃ。

結果を言えばHDDを取り外す事は可能だったのだが、
試行錯誤してあちらこちら取り外し、あまつさえ
ケースのシャーシまで外さないと無理だった。何この恐ろしい手間。


ケースの放熱性についても最悪で、無駄に密閉性が高い。
放熱部分はケース側面部のCPUファン用メッシュと電源後部の排熱口があるのみ。
しかも電源後部はやたら目の細かいメッシュが有り、しばらく稼動するとこの部分が結構な熱を帯びる。
天井部分については下の図のように、
シャーシにもパネルにも天井部分がある二重構造で、上に逃げたがる熱をガッチリガード。

PC正面図
._
| | パネル
| |
.↓ 被せる
._
| | シャーシ
|_|



ちなみにNECの省スペースPCの放熱性は正反対の方向へと突っ走っている。
何しろ天井部分と側面部にはやたらと目の大きい排気口があるのだ。
後部も電源排熱口とはべつに穴が開いている。
これはこれで開けっぴろげすぎて埃が入るのだが、放熱性については最強だ。

省スペースPCについては、エアがフローできるだけの空間に乏しいので
とにかく放熱できる穴がたくさんある方が良いらしい。(後述する四苦八苦戦乱からくる経験則)


夏場とはいえ、さすがにHDDが頻繁に50度を越える現状は不味いので、
内部に8cmを取り付けてHDDに直接風邪を吹き付けた。
とはいえ、エプソン特性ケースとケーブルが邪魔して充分に吹き付けられない上にエアフロー壊滅。
とりあえず、マシン前面部カバーを引っぺがし、板金ハサミでメッシュ部分を切り抜き穴を設ける。
マシンの頭蓋骨が剥き出しになってしまったが、これでHDDが46℃(負荷時49℃)まで下がった。
効果はあった。

更にPC前部に針金で6cmファンを2機括りつけ、HDDに向かって吹き付けさせた。
エアフローはこの期に及んでは無視。
うるさくなったが、是非も無し。これでHDD44℃に。


更に更に、板金ハサミを装着。俺の右手が光って唸る!
ケースの天井部分と電源後部のメッシュ部分をバチバチ切り裂き、身包み剥がす。(V)(0\0)(V)
これでHDDは42℃(負荷時45℃)。
ファンを3機増設したわけで、騒音も増えたがこんなものかしら。
熱を溜めなくなったし、どうにか常用に耐えられるレベルか?

しかし、見た目は惨憺たるものに。見る影も無いクズ鉄になってしまった。
メモリ512MB積んでいる現役マシンには到底見えない。
まるで廃屋。



つまり何が言いたかったかというと、
アナログな改造が結構面白かったぞ、エプソンダイレクト。でももう買わないぞ、っと。


posted by 塗りかべ at 19:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンピューター
2007年07月12日

ロマンシングサガ2をプレイする懐古主義 其ノ壱

自由度の高さが売りの、フリーシナリオRPGなわけだが。

プレイヤーが特定のキャラを操作するわけではなく、
何千年もの時を経ながら代々の皇帝を操作し、帝国の領土を広げていく、そんなゲーム。
RPGながら全容は帝国育成SLGだな、こりゃ。

今気づいたけれど、これってPS「俺の屍を越えていけ」だよな。
俺屍が元祖だと思っていたが、ロマサガが先んじていたのか。


さておき、13年ぶりにロマンシングサガ2を再プレイすることにした。
ロマンシングサガ3の内容は覚えているのだが、
2の内容はほとんど覚えていない。
武器防具の開発が楽しかったような気がする・・・・・・
とりあえず起動する。

ロマンシングサガのオープニングテーマは名作だな、
などと考えながらスタート。

いきなりダンジョンから始まる。
領内のモンスター巣穴を駆除しに、アバロン帝国皇帝レオンと第二皇子ジェラールが親征しているところだ。
どーでもいいが、レオンは甲冑に身を固めて雄雄しいのだが、
ジェラールはガンダムみたいな全身タイツを着ていて貧相の一言に尽きる。

怪物どもを首尾よく淘汰すると、皇帝は帝都に凱旋する。
皇帝といっても、我がうるわしのアバロン帝国版図は北バレンヌ地方に位置する帝都のみ。
北辺のショボイ帝国だ。だから皇帝自ら出張る羽目になっているのだろう。

まあ、スクウェア作品なのだから大帝国だったら悪役が振られてしまう。
弱小帝国を繁栄に導くのがこのゲームの醍醐味だ。

さて、帰還すると第一皇子ヴィクトールが留守番していた。
兄は武勇に秀でていて、弟は文弱らしい。
どうやら母親はいないらしい。だから忘れ形見の末子が可愛くて溜まらないのだろう、レオンは親馬鹿全開だ。
甘やかして育てちゃったのね。兄は不甲斐ない弟に不満な様子。
内向的な弟ジェラールは、そんな兄上にタジタジ。

それでよい。そうでなくては命を落とすところだ。
皇位継承者なのだから、才走っては疑心暗鬼に陥った兄上に葬られてしまいかねない。
この兄上ならば、動くとするならば芽のうちに摘みにかかるだろう、果断に。
織田信行や伊達小次郎の悲痛な先例が非常な現実を物語っている。
前田利常を見習って鼻毛でも伸ばしておけ。
そう考えると、ジェラールの全身タイツ姿が痴呆を装う知恵者に見えてくるのだから不思議だ。

と、思ったらこの兄上はあっさりと死んでしまう。
次のモンスター巣穴を駆除しに行った際、
留守番中に襲ってきた七英雄の一人クジンシー(逆さにすると新宿)によって、
兄上はあっさりと殺害されてしまったのだ。
なんてクリリン、スカウター代わりだったのか。

早速、皇帝と弟は弔い合戦に赴くのだが、返り討ちに合い皇帝レオンは崩御する。
クジンシーは即死攻撃を使ってくる。なのでレオンが死ぬのは避けられない。
皇帝レオンは命に代えてクジンシーの必殺技を見破り、後継者に後を託したのだ。

もはや皇位の継承者はジェラールのみ。
こうしてジェラールはまんまと皇位を継承した。ついでに前皇帝レオンの能力も伝承される。
この伝承こそが、ロマサガ2の肝だ。


ゲーム内ではあんまり説明がないのだが、
七英雄は大昔に化け物と同化することによって身につけた力で化け物を葬り、人々を助けたらしい。
だが、その力に恐れをなした人々によって七英雄は異次元に追放され、人類を恨んでいるそうな。
傍迷惑も甚だしい。
よりによって、その七英雄の一人が弱小帝国バレンヌに目をつけて襲撃してきたのだ。

場合によっては上記のシナリオはお目に掛かれないらしい。
ゲームの進め方次第で、七英雄は只の化け物にもなるし、悲しき元英雄にもなるのだ。
フリーシナリオにも程があると思う。


さて、消去法で帝位についたジェラールに従わない兵もいる中、モンスターが帝都を襲撃してきた。
ジェラールは果敢に撃って出ると、ザコ敵ばっかだ。楽勝。
その後、楯突いていた兵がジェラールの手際を認めて謝罪してきた。
「見せしめにする」という選択肢は無かった。フリーシナリオの限界か。

その後、ジェラールは父レオンが会得し伝承した見切り技を使い、何だかんだでクジンシーを倒した。
これで北バレンヌ地方が帝国の下に統一された。

こうして帝位を磐石なものとしたジェラールはうつけの振りをする必要も無くなり、
全身タイツを金繰り捨てたのであった。

ジェラールの野望 続く…
タグ:ゲーム RPG


posted by 塗りかべ at 21:09 | Comment(0) | TrackBack(1) | ロマンシングサガ2
2007年07月16日

小説 リアル鬼ごっこ (山田 悠介)

山田 悠介のリアル鬼ごっこを買うたった。

<粗筋>
国王佐藤は、自分と同じ苗字が沢山いる事が我慢ならず、佐藤抹殺を決定する。
その最終的解決案が、リアル鬼ごっこ。
鬼(兵士)が鬼になり、佐藤を追い掛け回す。捕まった佐藤は処刑される。
そんな鬼ごっこが1週間に亘り開催されちゃった。
そんなお話。


ネットでの評判は非難轟々といったところ。半ばネタ扱い。
Amazonのレビューも粒ぞろいだ。
リアル鬼ごっこ
買い控えていたのだが、新幹線の中で読む物を探していた手に取ってしまった。

作品についてだが、タイトルと粗筋は傑作だ。
ただし、捻ってあるのはそこだけだ。
そこで燃え尽きている。肝心の中身は残り火でしかない。

本編は惰性で、オチも何も無い。
行間も何もなく、30分で読み終わってしまった。
一番の見所は予告編だった、なんて映画と一緒だ。詐欺だね。


そこが逆に編集者には受けそうな作品というか、作者なのではないかなと。原石みたいで。
で、そのまま出版Goサインがでた、と。

まあ、世間に与えたインパクトは、良くも悪くも大きい点は否めない。
それだけに、せめて最後に一捻り加えるだけで評価も45°〜90°ぐらいは変わったろう。

とにかく、この秀逸ながら着想のみで未熟なアイデアを
世に送りだした作者の実行力は見事だ。彼は成功している。
職人としては軽蔑するけど。
タグ: 小説


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2007年07月18日

ロマンシングサガ2 其ノ弐 帝国の黎明

現在の帝国領エリア:1つ

ジェラールが北バレンヌ地方を統一してから一年が経過した。
きっとその間は継いだばかりなので帝国の内政に専念していたのだろう。
そして機は熟したとばかり、全身タイツを脱ぎ捨て甲冑に身を包んだジェラールは
野望の赴くままに帝図拡大に撃って出た。

進出先なのだが、
海路は海賊が幅を利かせているので使えないと言われる。
帝国は大陸の北辺、陸路は南のみ。自動的に進出先は南バレンヌ地方に決まった。
この地方には町が一つ、格闘家集団が一つ、運河要塞が一つある。
無闇に癖の強い妙な地方だ。旨みは少なそうだが、選択肢は無い。


唯一の町に行くと、近隣に巣食うモンスターに頭を悩ませているらしい。
どうやら、今まで町を守っていた格闘家集団『龍の巣』が今回は手を焼いているそうだ。
そんな悩める龍の巣に行くと、パンチもキックも通用しないスライムがいて、にっちもさっちも行かないでいるそうな。
格闘家の癖にカメハメ波もドドンパ波も使えんのか。嘆かわしい。
では道具を使ってなんとかしよう、という脳もないらしい筋肉馬鹿どもに、
スライムだけを倒してくれと頼まれる。日月乾坤刀を使え日月乾坤刀を。

モンスターの巣穴に行くとスライムがウヨウヨいた。夢見が悪い。
プチプチ潰して更に奥に進むと、この巣穴のボスがいた。
勝負を挑むが・・・強い!
尻尾を巻いて逃げだし、龍の巣の格闘家に泣き付く。
すると格闘家が巣穴に乗り込み、ボスをフルボッコした。(゚Д゚)ウマー

結果、町からも龍の巣からも感謝され、帝国の勢力化に収まった。
ちなみに、皇帝がボスを倒した場合は面子を潰された格闘家に戦いを挑まれるらしい。
勝てば龍の巣は勢力化になるが、龍の巣は衰退してしまうそうな。結果オーライ。

さて、次なる獲物は憎々しい海賊の拠る運河要塞だ。
とっとと制海権を手に入れなくては。

現在の帝国領エリア:1つ
タグ:ゲーム RPG


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2007年07月21日

ロマンシングサガ2 其ノ参 南バレンヌ攻略戦

現在の帝国領エリア:1つ

南バレンヌに進出し、早くも格闘技集団と町を掌中にしたわけだが。

さて、次なる獲物は憎々しい海賊の拠る運河要塞だ。
この要塞は南北バレンヌを結ぶ要所でもあり、
帝国にとっては喉に刺さった小骨のように嫌らしい存在でもある。
これを粉砕すれば、南バレンヌ地方の攻略がなる次第。

なのだが、その前に我が城下町にて盗人イベントが発生した。
なんでも昨今、怪盗が帝都を揺るがせているらしい。
その話を聞いた後、皇帝の寝所にて惰眠をむさぼっていると夜中に目が覚めた。

そのまま城下町に繰り出してみると、武器屋の暖炉から屋根に上がり、屋根伝いに飛んで行くと盗人の棲家発見。盗人も発見。
・・・この棲家って城の一室じゃないかしら。獅子身中の虫なのかしら。
 →どうやらそういう訳ではないらしい。
とにもかくにも逃げだした盗人を追いかけると、モンスターが盗人に襲い掛かっていた。怪物GoodJob!

とはいえ、皇帝のお膝元にモンスターが侵入するなんぞ許せないので撲殺する。
と、盗人に礼を言われた。盗人猛々しい。
残念ながらこの盗人を張り付け獄門にする、という選択肢は出なかった。
(助けないという選択肢はあったけど)

ちなみに盗人の棲家には盗んだ金があったのだが、
その金は被害者の下ではなくて国庫に納められた。清き川に魚など住まぬのだよ、君。

翌日、盗人に教えてもらった合言葉を使い、盗人どものアジトに赴いてみる。
ここでボスに運河要塞の攻略を打診すると、進入路確立の代償に地下道のモンスター退治を頼まれる。
皇帝を前にして不遜も甚だしい。

そもそも帝都にシーフギルドが存在する事が許せないのだが、
残念ながらこのアジトを潰すという選択肢はついぞ出なかった。
渋々Give and Takeに応ずる。

颯爽と地下道のモンスターを潰すと、早速盗人が運河要塞まで飛んでいった。
後を追い、運河要塞の酒場に入ると、
既に盗人は運河要塞の裏進入口と要塞のボスまでの道程調査を終えていた。
仕事が早い。なかなか使える奴らだ。
この期に及んでは清濁併せ呑むとしよう。御庭番と思えば良いのだ。
このお陰で馬鹿強い要塞門番と刃を交えずに侵入を果たし、
内部でも目印を頼りに道程を辿り、ボスの居場所まで迷う事なく辿り着けた。
親切な事に、宝箱もちゃんと道程に入っているので申し分ない。
良い仕事しますな。

さて、門番はめちゃくちゃ強いのだが、内部の奴等は弱っちーの。
ボスも大した事無く、潰す。
ボスより門番の方が強いのは仕様。


芽出度く南バレンヌを帝国領に統合する。
流石に二地方を支配化にすると、地図上で映えるな。これで帝国の呈を為して来た。
と、ここで突然に"135年後・・・"なんてテロップが出てきた。
コレがロマサガ2名物、年代ジャンプである。

テロップの後に後継者選択画面が出てきた。
この中から選ぶのか。
その中から、フリーファイターを次の皇帝に任命。
なんかコイツのグラフィックが番長みたいだったからつい・・・


ジェラールとはここでお別れと相成った。
もう会えないと判ると、ちと物悲しい。
その別れはサヨナラもなく、なんともドライな事この上なかった。
花に嵐の例えもあるぞ、さよならだけが人生さ。

現在の帝国領エリア:2つ
タグ:ゲーム RPG


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2007年07月22日

エプソンダイレクトのBTO省スペースマシン 追伸

エプソンダイレクトのBTO省スペースマシンはあかんねん

結局、HDDを取り外すためにフレームまでバラす羽目になったさ。


HDD取り出すためには、CD-ROMドライブやらPCケースのシャーシやらも外さないと駄目だった。
しかも、CD-ROMドライブを外そうとするとCPUファンに引っかかったり、
あちらこちら干渉していて難儀する。壊れちゃうよ。
HDDは鉄籠に入っていた。
中世の罪人を晒し者にする際に使用されてた籠みたいな代物にガッチリと。
こりゃ熱も篭るさ。
こんな堅牢にする必要性ないよ。意図も意味も分からん。

エプソンダイレクトのアホ。


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2007年07月23日

ロマンシングサガ2 其ノ四 ブラッド・ダイアモンドの巻

現在の帝国領エリア:2つ

さて、帝国とは名ばかりだった地方豪族バレンヌ帝国。
そんな土豪も2代目ジェラールが南北バレンヌ地方統一を果たし、一躍国家に成り上がった。
が、その後135年もの間、帝国版図に変化は無かった。
果たして、3代目皇帝は中興の祖となれるか。

厳密にはレオンが初代というわけでもないし、
間が135年も空いているので3代目でもないわけだが、
便宜上そう呼ぶとする。


現状、海賊の拠点であった運河要塞を支配下に入れた結果、
海賊は駆逐されて東海の海路が使えるようになった。
これで海を挟んだ東の友好国に向かう事が出来るようになった訳だ。

一方の陸路はと言えば、運河要塞より陸路東へ進む事が出来るようになった。
東には武装商船団が根城にしている町がある。
こいつらのお陰で帝国領海内の海運は滞っており、帝国経済は芳しくない。
何れは制裁を加える必要がある。

南には、宝石高山を有するルドン地方が広がっている。
宝石なので当然ウハウハである。その資源が帝国経済にどれほど寄与する事か。
日本で言うと佐渡か石見銀山といったところか。

どこに行くのもプレイヤーの自由なのだ。この辺りから、フリーシナリオが表に出てくる。

我等が3代目が宝石に目を眩ませ、もとい財政を鑑み、南に向かったのは言うまでも無い。
皇帝御一行には格闘家とシーフを組み込んだ。皇帝はフリーファイター。
堅気に見えないパーティーだ。
皇帝御一行ではなくて、天下の副将軍かさもなくば麦わら海賊一味とか呼ばれてそうな。

で宝石鉱山に赴くと、
どうやら宝石鉱山にはモンスターが巣食っており町の人が採掘できずに困っているらしい。
お決まりのパターンだ。
だから決まりどおりにモンスターを駆逐し、鉱山採掘を復活させた。
無論、鉱山内のお宝は回収して国庫を潤しておいたさ。抜かりのあろう訳が無い。
こうしてあっけなくルドン地方が帝国領に組み込れ、
案の定、税収ウハウハになった。


他ゲームでは、モンスター相手に強盗を働き、
その稼ぎをもって自身の武具や道具の購入に当てて戦力増強を行っている。

しかるに本ロマサガ2では、
主人公の収入は国家の収入であり国家の収入はあくまで税収なのだ。
皇帝が外征にて戦闘するたびに納税され、
そうして潤った国庫を武具の開発や研究施設建設に当てて戦力の増強を図っている。

そして、国家の収入は領土に比例する。
ゲームが進行すれば、戦闘一回辺りの収入が増えるわけだ。

RPGにおける永遠の命題
「なぜモンスターが金を持っているのか?」
「それも強いモンスターほど大金を」
を解決する名案である。
ただし、汎用性が低すぎるせいか他のRPGでは御目にかからない。
主人公が国家元首なRPGでないと採用できない仕様なためだろう。

ともかくとして、そうした次第で領土拡大は避けられぬ道なのだ。
なにしろこのゲームの敵は戦闘回数ごとに強くなる。
ちんたらやっていると、領土は乏しく収入は少なく武具の開発は滞っているのに、
敵はやたらと強大になって手詰まりしてしまうのだ。
待ったなし。


帝国領も3エリアに跨り、帝国の呈を為して来た。マップをみて悦に入る。
どうやら近隣には諸勢力はあれど、国家と呼べる程のものはいないようだ。
しめしめと、併合して臣民と市場を増やし富国強兵に突っ走るのだ。

現在の帝国領エリア:3つ
タグ:ゲーム RPG


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